チューリッヒ滞在記録 日記
2008年11月
11月3日(月)
Ich habe das Zimmer wieder gewechselt. またもお引越し
今日は最後のお引越しをしました。
段々と狭い部屋に移動していっています。
今回は同じ階の、しかも2つ隣の部屋なのでとても楽でした。

しかし、1回目の引越しの際と比較すると、
結構荷物が増えている気がします。
さあ、帰るときはどうなるだろう・・・。

週末はイタリアにほど近いティチーノ地方に行ってきたのですが、
明日は朝が早いので、旅行記はまた今度。

11月10日(月)
Ich bin in der Bar zusammmen gegangen. みんなでバーに行きました。
今日は同僚と、同僚の彼女とその友達とバーに行ってきました。
アイリッシュパブで、エールを飲んで、
でっかいハンバーガーを食べて、
山盛りのポテトフライでお腹いっぱいです。

寮に帰り着くと、すでに10時半。
こうして日常様々な出来事が起こるわけですが、
それにもかかわらず、何かを毎日続けてる人ってすごいですね。

更新とドイツ語の勉強がまたやや滞ってますが、
また始めましょう・・・。

11月11日(火)
Ich fuhr nach Ticino vor zwei Wochen. 2週間前にティチーノに行ってきました。
2週間前の週末にスイス南部のティチーノ州に行ってきました。
イタリアと接している州で、公用語はイタリア語です。
まずは州都のベリンツォーナまで。
チューリッヒから電車で2時間半で到着します。

ベリンツォーナはお城の町です。
世界遺産に登録された3つの古城があります。
もともと峠越えルートの合流地点にできた町で、
ルートを遮断するようにお城と城壁が配置されていたようです。

お城はどれも非常に楽しめました。
まさに中世のお城という感じで、
城壁の上を歩けるのがいいところですね。
説明文がイタリア語だったのが悔やまれます。

3つ歩いて周ったのですが、
どれも丘の上に建っているので帰りはくたくたでした。

その日のお宿はユースホステルです。
電車で20分くらいのリゾート地ロカルノに手配しておいたので、
ローカル電車でロカルノに向かいました。

最も高い地点にあるサッソコルバロ城から見る他の2城
お城の間が旧市街で、昔は城壁に囲まれていたそうです。

お昼ごはんのナポリタン。
ピザが出てくると思っていたからたまがりました。
お味は大変GOOD.さすがイタリア語圏。

11月12日(水)
夜は湖畔の町ロカ〜ルノに滞在しました。
昔はイタリア北部との水上交通でさかえた町です。

ユースには午後6時前に到着しました。
綺麗な建物で、少年自然の家を思い出させます。
6人部屋だったのですが、部屋は僕1人。
貸切だんべと喜んで、夕飯を食べに市街まで出ました。

レストランに入って、せっかくだから淡水魚でも食べようかと
注文しましたが、閉店が近いからピザしか出せないとの事・・・。
7時に閉店ってどんなレストランよ・・・。
お客は僕と、カップルが一組しか見当たりませんでしたから、
シーズンオフなのでしょう。

仕方がないのでピザとワインで夕飯としました。
ティチーノ州はワインの産地で、
赤ワインは非常に美味しかったです。

部屋に帰ってしばらくすると、日本人の2人組が増えました。
1ヶ月ヨーロッパを回るということで、なんともうらやましい。

2日目は、ヴィスコンティ城というお城の跡と
マドンナ・デル・サッソの聖所という山の中腹の教会に行って、
町をぶらぶら探検してから帰りました。

聖所の近くには展望台があるのですが、
町が一望できて非常に気持ちが良いです。
レストランもあったので、お昼はそこで食べました。

ここでもワインを頼んだのですが、
出てきたのは陶器のワイン入れに入ったワインのみ。
昨晩はワイン入れとグラスがでてきたので、
怪しいドイツ語で「グラスは?」と聞いたのですが、
こっちの人はそのままワイン入れから飲むそうです。

陶器とワインはなかなか合いますね。
僕の中だとギリシャ風(?)なイメージです。

ティチーノいいとこですよ。
今のところスイスで行った中で、1番面白かったです。
ぜひ1度行きましょう。

マドンナ・デル・サッソの聖所とロカルノの町
湖を奥に進むとイタリア領です。

展望台の近くで食べたお昼ご飯
噂のワイン入れが見えます
味は今まで食べた中で最も美味しい部類でした。

11月15日(土)
Schweizer Kino スイスの映画館
昨晩は同僚に誘われて映画を見に行ってきました。
007の新作です。
日本より2ヶ月早いロードショーのようです。
知らない間にボンドが金髪になってました・・・。

レストランなどは旅行で立ち寄ることがあるでしょうが、
映画は長期滞在しないと行かないのではないかと思い、
内部の様子を少し紹介します。

まず外見。
これは日本とさほど変わりません。
行ったのはいわゆるシネコンでした。
チケット売り場も特に変わったことも無く、
料金は大学生が16CHF.
30CHFくらいぼったくられるかと思っていましたが、
さほど高くありません。

続いて上映室の中へ。
椅子もスクリーンの配置も似たようなものです。

映画の内容で、観客が反応を示すのがまず違うところです。
日本の映画館は静まり返ってますが、
こちらはジョークの部分で笑い、驚く部分でワーオと声が上がります。

さらに、字幕の数が多いです。
見たのは英語版、ドイツ語とフランス語(?)字幕のものでした。
久しぶりに長い時間英語を聞きましたが、
まずまずの理解度であったように思います。

しかし、日本で英語版を見るときの癖で、つい字幕を追ってしまいます。
もちろんほとんどわかりませんが、
ごく簡単な内容ならドイツ語の字幕を読んだ方が早いですね。
日本人は読み書きから言語を習得し、欧米人は会話から言語を習得する
という話を聞いたことがありますが、
僕も読み書き派のようです。

話を映画館に戻すと、
スイスの映画館ではなんと途中で休憩が入ります。
ちょうど半分くらいで、金曜ロードショーのCMのごとく、
「アイスクリーム休憩!」
というスクリーンに変わって、15分程度休憩に入ります。
そして、みんな確かにアイスを食べに行ってます。
同僚に聞いてみましたが、スイス独特みたいです。

休憩後から映画館を出るまでは日本と変わりありません。

11月16日(日)
Die groessten Schweizer Hits. スイスグレイテストヒット
今週はどこにも旅行に出ずにチューリッヒにいました。
土曜は天気が良かったので、買い物ついでに
普段行かない方向へ足を伸ばして散歩をし、
紅葉と街のコンビネーションを楽しんできました。

買い物では夕食の材料と、CDを購入しました。
英語の勉強の祭に、歌は勉強にもなったし、
勉強意欲を維持するのにも役に立ったなあと思い立ち、
ドイツ語のCDを探してみました。

しかしながら、誰が有名かは全く知らないので、
最近の売り上げランキングでもないかと店で探したのですが、
「Die groessten Schweizer Hits」
というすばらしい品を発見。
2枚組みで39CHFです。
すでに頭の中はインフレですので、あっさり購入。

中身はスイスのフォークソングみたいでした。
ドイツ語と、おそらくフランス語とイタリア語と思われる歌も入ってます。
3ヶ国語の歌がヒットになるとは、スイスらしいですね。
ドイツ語も、しっかりスイスドイツ語の歌があります。

歌詞カードがついてないのですが、
歌詞を読みたいなあ

11月17日(月)
Die Heizung in dem Wohnheim is so warm. 寮の暖房は暖かいです。
最近寮の暖房が常時稼動し始めました。
暖房はいわゆるオイルヒーターです。
(媒体がオイルかどうかは知りません・・・。)
スイスでは、どこにっても必ずオイルヒーターがあります。
部屋に、トイレに、食堂に。大学では廊下にもあったりします。

完全備え付けで、媒体の温度や配分は集中管理しているようです。
部屋のヒーターにはダイヤルがついており、
媒体の量によって温度を調節できるようになっています。
配管は壁の中を通してあり、
おそらくこれも温度上昇・保温に寄与しています。

効果ですが、寮の中は冬とは思えません。
部屋に戻ってもぽかぽかしています。
こりゃあ真冬になっても、日本のアパートより
過ごしやすいのではないかという感じです。

なんせアパートは帰ったときや朝は寒いし、
暖房つけても底冷えするし、
いいとこありません。

帰って我慢できなかったらどうしよう・・・。

11月18日(火)
Gesundheitsversicherung 健康保険
市から健康保険に関する通知が届きました。
前回日本で加入した留学保険の保険証のコピーを送ってから、
3ヶ月ほど経っております。

今回は、スイスが必要と定める保険内容を滞在期間中保障します
という内容の、保険会社の印鑑つき証明書を提出しなさいとのことです。

保険会社に聞いてみたところ、
付保証明書なら発行できるということでした。
契約に基づいた内容(金額)、および期間内なら保障します
という印鑑つきの証明書らしいです。
まあ当然の内容でしょう。

保険期間は滞在期間と同じにしてあるので問題ないとして、
保険内容はどうなるのだろう・・・。
同僚と相談しつつ、スイスの保険事務所に聞くことになりそうです。

あと1ヶ月なんだけどなあ。
手続き完了の通知が届くころには、帰国しているような気がします。
同じようなケースがあるはずなのですが、
皆さんどうしてるんでしょうね。

11月20日(木)
Presentation in Konferenzen プレゼンタティオ〜ン イン 学会
日本では学会直前の人が多いみたいですね。
大体学会は3月と8〜9月に集中して行われるようなので、
珍しい時期なのではないでしょうか。

スイスに来て5ヶ月経ちますが、
こちらではあんまり学会の話を聞きません。
ASPEに行った話を聞いたくらいです。
それも参加者は若干名。

学会での発表を義務付けられる(勧められる)か?
と聞いたこともありますが、
答えはナイン(ノー)でした。
ここの大学に限っては、学会誌への論文投稿も
さほど必要とされていないようです。

なぜ研究を発表するかと言えば、
@研究を発表して世に貢献するため
A一般的な評価を得るため
でしょう。
博士課程の学生に課される論文投稿は、
主にAが目的であると思います。

とすると、この大学は、
ここで研究をしているというだけで、
評価される大学なのでしょうね。

Eidgenoessischの名は伊達ではありません。

11月23日(日)
Ich bin nach Basel gefahren. バーゼルに行ってきました。
土曜日に国境の街バーゼルに行ってきました。
スイス北部にあり、ドイツとフランスとの国境がすぐ近くにあります。
目的は展示会の見学と、観光です。

展示会は2年に一度開かれる国内中心の展示会らしいです。
機械要素展みたいなイメージですね。
エモショウのない年に開催されると言ってました。
規模も機械要素展+金型展+ソリューション展くらいだったように思います。
一回りして2時間半くらいでした。

日本と異なるなと感じた部分は、
@子どもが多い
A日本のOEMらしき機械がたくさん
Bワークが時計部品が多い
です。

@は1回りして、10人くらい見ました。
それも皆10歳くらいの小学生(多分)です。
お父さんが出展ブースにいるので来たり(お母さんと見て周ってる)、
お父さんと見学に来たり、
というパターンのようでした。
日本の展示会で子どもを見た記憶がないですが、
皆さんどうです?
学生すらも締め出されるようになって、
ますます機械に興味をもつ若年層が減ると思うのですがねえ。

Aは日本の企業、もしくは日本企業の現地法人として
出展しているのではないけれど、
日本製の機械がたくさんあったと言う意味です。
この業界での日本勢の強さを改めて感じました。

Bはさすがスイスですね。
工具も小径工具が多いです。
しかも1つのパーツの加工に使用する工具の種類が多く、
エアスピンドルを多数搭載した専用機も見ました。
腕時計のハウジングには、なんと90種類以上の工具が必要だそうです!

展示会感想はこんな感じです。

街は歴史の香りのする落ち着いた街でした。
この雰囲気はスイスの街に共通してますね。

11月24日(月)
Noch ein Monate. 残り1ヶ月
早いもので、滞在もあと1ヶ月を切りました。
今週中に論文の第1稿を仕上げてしまいたいのですが、
さてできるかどうか。

いざまとめてみると結構ボリュームがあります。
さらに、シミュレーションをテーマとして論文を書いたことがないので、
どの程度詳しく書くものなのか検討がつきません。
大まかな構成は偉い先生の論文を真似してみましたが、
中身はどうでしょうね。

まあどうにかなるでしょう。
よい経験です。

11月26日(水)
Gesundheitversicherung2 健康保険2
健康保険免除手続きは難航しております。
あとはスイスの定める証明書を提出すれば終了なのですが、
この証明書を保険会社に発行してもらうのがてこずりました。

何が問題かというと、
@付保証明などの他の証明書でなく、この証明書でないとだめ
Aこの証明書には留学保険に含まれていない保険も
カバーしていないとだめと書いている
です。

Aについては必要な保険事項を列挙すると、
Art.25 General benefits in the case of sickness 一般的な病気に関して
Art.26 Prophylactic medicine 予防医療
Art.27 Congenital defects 先天的な障害
Art.28 Accidents 事故
Art.29 Maternity 妊娠
Art.30 Legal abortion 妊娠中絶
Art.31 Dental treatment 歯科治療
の7つになります。詳細は省略しています。

最初保険会社に問い合わせると、
このほとんどを留学保険は満たしていないからだめだと言って来たのですが、
あと1ヶ月切ってますし、手続きも最終プロセスなので、
こちらも必死です。

以下のような回答で少し食い下がってみました。

上記7つの事項に関して,Art.25,Art.26,Art.28は保険に含まれている.
ただし,カイロプロテクターの治療に関しては保険に含まれないとなっている.
Art.27は,現症・既往症がない人物が保険加入の前提と
パンフレットにも記載されており,私には事実ない.
Art.29,Art.30は,私は男性であるため起こりえない.
Art.31は保険に含まれていない.
しかしArt.31には,単なる歯科治療(私の中で虫歯・歯肉炎などという認識です)ではなく,
他の「重大な」疾患・後遺症による場合のみという制限がある.
例えば,事故などにより頭部(顔・口・歯など)に重大な障害を負った場合,
歯科に類する治療だけ保険料が払われないのか.

Art.29,Art.30に関しては、
手続きのサポートをしてくれている同僚は爆笑してました。

最終回答は、留学保険に含まれない部分があることを別途記載した上で、
証明書を発行してくれるとのことでした。
後はスイスの保険庁が納得するかですね。
納得しなければスイスの保険に加入するしかありません。


しかし、スイスで同じケースを留学保険で乗り切った話をネット上で見かけるのですが、
どうしているのでしょうね。
保険内容がそんなに保険会社で変わるとは思えないのですが。

保険会社も留学保険と銘うつのならば、
もう少しこのようなケースに対応するようにしておいて欲しいと思います。
最初に条件を詳細に調べなかったのがよくないのですが、
少なくともネットで情報を調べて、留学保険で乗り切ったという話が
載っていたからこの方法をとったわけですし。
チューリッヒが特別というわけでも・・・あるのかな。
確かに健康保険は州の管轄だったような・・・。
ちなみに保険庁のHPはドイツ語版しかありません。

アシスタンスセンター→本社の営業→保険を申し込んだ旅行代理店
とたらいまわしにされたのも気に入らないところです。
保険金を1円も請求しないで帰国しようと頑張っているのだから、
いいお客だと思うのですがねえ(お金を払ったのは僕ではないですが・・・)。

11月27日(木)
I muss einen Aufsatz fertig schreiben. 論文を書かねばなりません。
さて、論文も第1稿ができました。
書き終わってみれば、なんと15ページもある・・・。
フォーマットなし、12ポイント、図は大きめ、
というのを考慮しても、結構な量です。
しかしながら、どこを削っていいのやらさっぱりわかりません。
理論計算式なんか全て省略でいいのだろうか・・・。

まあ多い分には削ればいいから、問題はないでしょう。
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