京都大学工学研究科マイクロエンジニアリング専攻
精密計測加工学研究室

工作機械の計測

主に直進3軸を持つ加工機を対象とした,工作機械の運動精度の計測,評価についての研究です.

工作機械の運動精度を向上させるためには,まず実際の運動誤差を正確に, かつ効率よく計測する方法を確立することが重要です.最近,工作機械の3次元空間における位置決め誤差を, 可動範囲全体で評価する空間誤差という考え方が普及しつつあります.ここでは,直交3軸を持つ加工機を対象として, 空間誤差の測定に関連する研究テーマを紹介します.

レーザトラッカ レーザトラッカ
レーザトラッカという測定装置は,測定対象が移動してもそれを自動的に追尾し,ターゲットまでの距離の測定し続けるための機構が組み込まれています. この新しい測定器を,工作機械の空間誤差評価に応用する研究を行っています.(2008年3月).

ステップ対角線測定 ステップ対角線測定
ステップ対角線測定は,レーザ測長器のみを用いて,直交3軸の真直度,直角度などを全て一度に,簡便に評価することができる測定法です.(2008年3月).

交差格子スケールの自己較正 交差格子スケールの自己較正
交差格子スケールの測定誤差を自己較正(セルフキャリブレーション)する方法を提案し, それを基礎として高精密加工機の真直度,直角度などの幾何誤差を検定する手法を構築します(2005年3月).