機械加工は、現代の「ものつくり」の産業を支える基本技術です.
精密計測加工学研究室(松原研)では,「ものつくり」の現場をささえる生産加工技術の高度化を目指して, そのための必須技術であるNC工作機械を核とした各種システムの自動化・知能化をすすめる方法について主に研究開発をおこなっています.
特に,NC工作機械の知能化による熟練技術者の技能・経験のシステム化,金型加工の知能化など, 機械加工の自律化・知能化を重要なテーマとしています. また,高精度位置決め技術への制御・計測・設計からのアプローチ,リニアモータ駆動・パラレル機構といった新しい機構を持つ工作機械の研究開発など, 工作機械の高度化について様々な観点から研究しています.