京都大学大学院工学研究科
マイクロエンジニアリング専攻
精密計測加工学研究室

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研究室紹介

工作機械は,機械を生み出す機械(マザーマシン)と呼ばれており,日本は工作機械の分野で世界トップクラスに位置しています.
精密計測加工学研究室(松原研)では,工作機械の加工,計測,制御,設計に関する研究を行っています.

加工・計測

サブミクロンオーダーの加工精度を実現する計測制御法,
5軸制御工作機械などを対象とした精度・振動特性などの新しい測定の考案,
工作機械の熱変位・エネルギ消費の低減などを研究しています.

設計

工作機械メーカーと共同で新しい工作機械を提案,設計しています.
また,実機実験を行い,新しい加工法,設計指針の確立を目指しています.

研究室紹介動画

桂産直便 vol.1
【先進材料を用いた部品開発で、工作機械の消費エネルギーを減らしたい。】
河野大輔(工学研究科 マイクロエンジニアリング専攻)~

活動方針

松原研は自学自習を重んじる研究室です.
研究方針は先生と話し合って決めますが,研究の大部分が学生の裁量に任せられます.
毎週行われる研究会や学会発表を目標に研究に取り組んでいます.研究会は週1回半日程度です.

こんな人に向いています…

ものづくり・デザインが好きな人:加工機,工具があるのでなんでも作れます.
機械系っぽいことがやりたい人:物理工学科で機械を扱う研究室は実は少ないです.
世界最先端の研究をしたい人:毎年,国際会議で発表するチャンスもあります.

年間行事予定(4回生)

前期

院試勉強があるため出席は自由.ただし週1回の研究会+αは参加です.
4月 研究室配属,研究テーマ決定,実験講習会
5月~ MATLAB講習会.院試勉強.研究に関する課題が出ます.
8月 大学院入試

後期

2月上旬の卒論発表を目指して研究!
9月 研究本格スタート
2月 卒論提出,卒論公聴会
3月 学会

主な研究設備

デスクトップパソコン: 1人1台
マシニングセンタ: 3台
研磨機: 1台
金属積層造形機(金属3Dプリンタ): 1台